近年、ハラスメント問題は、社会のあらゆる場面でおこりうるとして、国民全体の課題として認識されるようになってきました。大学等の研究機関においても、パワー・ハラスメント、セクシャル・ハラスメント、アカデミック・ハラスメントをはじめとする様々なハラスメントを防止するために、ガイドラインの策定や研修等の取り組みが行われています。学会等の学問を探究する団体においても、会員の人権や尊厳、自由な研究環境が等しく守られなければならないことは言うまでもありません。
本学会は、保育・音楽教育を通じて、次世代を担う人材を育てる大きな使命をもつ学会です。会員はみな研究者として等しい関係のもと、研究の成果を発表したり議論したりして研鑽を積むことができるよう、学会として健全な場が担保されなければなりません。学会におけるハラスメント行為は、被害者の人権や尊厳を傷つけるだけでなく、個人の研究活動、さらには学会活動を萎縮させるものとなります。
よって、全国大学音楽教育学会は、会員および学会に関わる人の人権と尊厳を守るため、あらゆるハラスメントを防止し、安全かつ公正な研究環境および活動の実現に努めることをここに宣言します。
2025年3月1日
全国大学音楽教育学会